約 3,575,547 件
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/1401.html
【一覧】 【スーパー戦隊】 【作品】 【レッド担当】 【ブルー担当】 【イエロー担当】 【グリーン担当】 【ピンク担当】 【シルバー担当】 【番外】 秘密戦隊ゴレンジャー アカレンジャーリンク アオレンジャー◆リンク キレンジャーリンク ミドレンジャーリンク モモレンジャー☆リンク なし なし ジャッカー電撃隊 スペードエースリンク ダイヤジャックリンク ビッグワン◆リンク クローバーキングリンク ハートクイン☆リンク なし なし バトルフィーバーJ バトルジャパンリンク バトルフランスリンク バトルコサックリンク バトルケニアリンク ミスアメリカ☆リンク なし なし 電子戦隊デンジマン デンジレッド◆リンク デンジブルーリンク デンジイエローリンク デンジグリーン◆リンク デンジピンク☆リンク なし なし 太陽戦隊サンバルカン バルイーグルリンク バルシャークリンク バルパンサーリンク なし なし なし なし 大戦隊ゴーグルファイブ ゴーグルレッドリンク ゴーグルブルーリンク ゴーグルイエローリンク ゴーグルブラックリンク ゴーグルピンク☆リンク なし なし 科学戦隊ダイナマン ダイナレッド◆リンク ダイナブルーリンク ダイナイエローリンク ダイナブラックリンク ダイナピンク☆◆リンク なし なし 超電子バイオマン レッドワンリンク ブルースリーリンク イエローフォー☆リンク グリーンツーリンク ピンクファイブ☆リンク なし なし 電撃戦隊チェンジマン チェンジドラゴンリンク チェンジペガサスリンク チェンジマーメイド☆リンク チェンジグリフォンリンク チェンジフェニックス☆リンク なし なし 超新星フラッシュマン レッドフラッシュリンク ブルーフラッシュリンク イエローフラッシュ☆リンク グリーンフラッシュ◆リンク ピンクフラッシュ☆◆リンク なし なし 光戦隊マスクマン レッドマスクリンク ブルーマスクリンク イエローマスク☆リンク ブラックマスクリンク ピンクマスク☆リンク なし なし 超獣戦隊ライブマン レッドファルコンリンク ブルードルフィン☆◆リンク イエローライオンリンク グリーンサイリンク ブラックバイソンリンク なし なし 高速戦隊ターボレンジャー レッドターボリンク ブルーターボリンク イエローターボリンク ブラックターボリンク ピンクターボ☆リンク なし なし 地球戦隊ファイブマン ファイブレッド◆リンク ファイブブルーリンク ファイブイエロー☆リンク ファイブブラックリンク ファイブピンク☆◆リンク なし なし 鳥人戦隊ジェットマン レッドホークリンク ブルースワロー☆リンク イエローオウルリンク ブラックコンドルリンク ホワイトスワン☆リンク なし なし 恐竜戦隊ジュウレンジャー ティラノレンジャーリンク トリケラレンジャーリンク タイガーレンジャー◆リンク マンモスレンジャーリンク プテラレンジャー☆◆リンク ドラゴンレンジャー◆リンク なし 五星戦隊ダイレンジャー リュウレンジャーリンク テンマレンジャーリンク キリンレンジャー◆リンク シシレンジャー◆リンク ホウオウレンジャー☆リンク キバレンジャーリンク なし 忍者戦隊カクレンジャー ニンジャレッドリンク ニンジャブルーリンク ニンジャイエローリンク ニンジャブラック◆リンク ニンジャホワイト☆リンク なし なし 超力戦隊オーレンジャー オーレッド◆リンク オーブルーリンク オーイエロー☆リンク オーグリーンリンク オーピンク☆リンク キングレンジャーリンク なし 激走戦隊カーレンジャー レッドレーサー◆リンク ブルーレーサーリンク イエローレーサー☆リンク グリーンレーサーリンク ピンクレーサー☆リンク なし シグナルマンリンク 電磁戦隊メガレンジャー メガレッドリンク メガブルーリンク メガイエロー☆リンク メガブラックリンク メガピンク☆リンク メガシルバー◆リンク なし 星獣戦隊ギンガマン ギンガレッド◆リンク ギンガブルーリンク ギンガイエローリンク ギンガグリーンリンク ギンガピンク☆リンク なし 黒騎士リンク 救急戦隊ゴーゴーファイブ ゴーレッドリンク ゴーブルーリンク ゴーイエローリンク ゴーグリーンリンク ゴーピンク☆リンク なし なし 未来戦隊タイムレンジャー タイムレッドリンク タイムブルー◆リンク タイムイエローリンク タイムグリーンリンク タイムピンク☆リンク タイムファイヤー◆リンク なし 百獣戦隊ガオレンジャー ガオレッド◆リンク ガオブルーリンク ガオイエロー◆リンク ガオブラックリンク ガオホワイト☆◆リンク ガオシルバー◆リンク なし 忍風戦隊ハリケンジャー ハリケンレッドリンク ハリケンブルー☆リンク ハリケンイエロー◆リンク カブトライジャーリンク クワガライジャーリンク シュリケンジャーリンク なし 爆竜戦隊アバレンジャー アバレッドリンク アバレブルーリンク アバレイエロー☆リンク アバレブラック◆リンク アバレピンク?リンク アバレキラー◆リンク なし 特捜戦隊デカレンジャー デカレッド◆リンク デカブルーリンク デカイエロー☆リンク デカグリーンリンク デカピンク☆リンク デカブレイク◆リンク デカマスターリンクデカスワン☆リンク 魔法戦隊マジレンジャー マジレッド◆リンク マジブルー☆◆リンク マジイエローリンク マジグリーンリンク マジピンク☆リンク マジシャイン◆リンク ウルザードファイヤーリンクマジマザー☆◆リンク 轟轟戦隊ボウケンジャー ボウケンレッド◆リンク ボウケンブルーリンク ボウケンイエロー☆リンク ボウケンブラックリンク ボウケンピンク☆◆リンク ボウケンシルバー◆リンク 大剣人ズバーン◆リンク 獣拳戦隊ゲキレンジャー ゲキレッド◆リンク ゲキブルーリンク ゲキイエロー☆リンク ゲキバイオレットリンク ゲキチョッパーリンク なし 黒獅子リオリンク獣人メレ☆リンク 炎神戦隊ゴーオンジャー ゴーオンレッド◆リンク ゴーオンブルーリンク ゴーオンイエロー☆リンク ゴーオングリーンリンク ゴーオンブラックリンク ゴーオンゴールドリンクゴーオンシルバー☆リンク なし 侍戦隊シンケンジャー シンケンレッド◆リンク シンケンブルーリンク シンケンイエロー☆リンク シンケングリーン◆リンク シンケンピンク☆リンク シンケンゴールドリンク 姫シンケンレッド☆◆リンク 天装戦隊ゴセイジャー ゴセイレッド◆リンク ゴセイブルー◆リンク ゴセイイエロー☆◆リンク ゴセイブラックリンク ゴセイピンク☆リンク ゴセイナイト◆リンク なし 海賊戦隊ゴーカイジャー ゴーカイレッドリンク ゴーカイブルーリンク ゴーカイイエロー☆リンク ゴーカイグリーンリンク ゴーカイピンク☆リンク ゴーカイシルバーリンク なし 特命戦隊ゴーバスターズ レッドバスターリンク ブルーバスターリンク イエローバスター☆リンク なし なし ビートバスターリンクスタッグバスターリンク なし 獣電戦隊キョウリュウジャー キョウリュウレッドリンク キョウリュウブルーリンク キョウリュウブラックリンク キョウリュウグリーンリンク キョウリュウピンク☆リンク キョウリュウゴールドリンク なし 烈車戦隊トッキュウジャー トッキュウ1号リンク トッキュウ2号リンク トッキュウ3号☆リンク トッキュウ4号リンク トッキュウ5号☆リンク トッキュウ6号リンク なし 手裏剣戦隊ニンニンジャー アカニンジャーリンク アオニンジャーリンク キニンジャーリンク シロニンジャー☆リンク モモニンジャー☆リンク スターニンジャーリンク なし 動物戦隊ジュウオウジャー ジュウオウイーグルリンク ジュウオウシャーク☆リンク ジュウオウライオンリンク ジュウオウエレファントリンク ジュウオウタイガー☆リンク ジュウオウザワールドリンク なし 宇宙戦隊キュウレンジャー シシレッドリンク オオカミブルーリンク カジキイエローリンク カメレオングリーン☆リンク ワシピンク☆リンク ホウオウソルジャーリンク なし 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー ルパンレッドリンクパトレン1号リンク ルパンブルーリンクなし ルパンイエロー☆リンクなし なしパトレン2号リンク なしパトレン3号☆リンク ルパンエックスリンクパトレンエックスリンク なし 騎士竜戦隊リュウソウジャー リュウソウレッドリンク リュウソウブルーリンク リュウソウブラックリンク リュウソウグリーンリンク リュウソウピンク☆リンク リュウソウゴールドリンク なし 魔進戦隊キラメイジャー キラメイレッドリンク キラメイブルーリンク キラメイイエローリンク キラメイグリーン☆リンク キラメイピンク☆リンク キラメイシルバーリンク なし 【番外】 【作品】 【レッド担当】 【ブルー担当】 【イエロー担当】 【グリーン担当】 【ピンク担当】 【シルバー担当】 仮面ライダーオーズ/OOO タジャドルコンボリンク シャウタコンボリンク ラトラーターコンボリンク ガタキリバコンボリンク プトティラコンボリンク サゴーゾコンボリンク メタルヒーロー ドラフトレッダーリンク ブルービートリンク ビーファイターカブトリンク 磁雷矢リンク ジャンパーソンリンク ジバンリンク 【備考】 初期戦士のキーはメインで使用するゴーカイジャーのメンバー毎に分けた。ただし、レンジャーキーの使用に制限はなく、他のメンバーが使用する場合もある。 戦士名の文字色はその戦士のメインカラーを表し、原典で女性だった場合は後ろに☆印を示してある。また、複数のメンバーが変身に使用した場合には後ろに◆印を示してある。 各レンジャーキーの詳細に関してはそれぞれキー名の下にある「リンク」を参照。 上記の他にゴーオンウイングスキー、ゴーカイクリスマスキー、ゴールドアンカーキーと複数の戦士の力を結集した特殊なレンジャーキーが存在する。 『スーパーヒーロー大戦Z』では『キョウリュウジャー』のレンジャーキーを使用する予定だったが変更になった。 ゴーカイジャー以後に登場した『ゴーバスターズ』から『ニンニンジャー』のものは『動物戦隊ジュウオウジャー』登場時に使用し、『テン・ゴーカイジャー』では『ジュウオウジャー』から『キラメイジャー』のものが使用された。『ツーカイザー×ゴーカイジャー』にて特殊な事情もあり、ツーカイザーキーが使用されている。
https://w.atwiki.jp/gokaiger/pages/2.html
メニュー トップページコメントページコメントログ 本編小ネタ解説全話共通・頻出小ネタ OP:海賊戦隊ゴーカイジャー ED:スーパー戦隊 ヒーローゲッター 第1話:宇宙海賊現る 第2話:この星の価値 第3話:勇気を魔法に変えて〜マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ〜 第4話:何のための仲間 第5話:ジャッジメント・パイレーツ 第6話:一番大事なもの 第7話:ニキニキ! 拳法修行 第8話:スパイ小作戦 第9話:獅子、走る 第10話:トランプ勝負 第11話:真剣大騒動 第12話:極付派手侍第11話・第12話共通ネタ 第13話:道を教えて 第14話:いまも交通安全 第15話:私掠船現る 第16話:激突! 戦隊VS戦隊第15話・第16話共通ネタ 第17話:凄い銀色の男 第18話:恐竜ロボットドリルで大アバレ 第19話:15戦士の鎧 第20話:迷いの森 第21話:冒険者の心 第22話:星降る約束 第23話:人の命は地球の未来 第24話:愚かな地球人 第25話:海賊とニンジャ 第26話:シュシュッとTHE SPECIAL第25話・第26話共通ネタ 第27話:いつもより豪快なチェンジ 第28話:翼は永遠に 第29話:アバレ七変化で新合体 第30話:友の魂だけでも 第31話:衝撃!! 秘密作戦 第32話:力を一つに第31話・第32話共通ネタ 第33話:ヒーローだァァッ!! 第34話:夢を叶えて 第35話:次元ノムコウ 第36話:相棒カイゾク第35話・第36話共通ネタ 第37話:最強の決戦機 第38話:夢を掴む力第37話・第38話共通ネタ 第39話:どうして? 俺たち高校生 第40話:未来は過去に 第41話:なくしたくないもの 第42話:宇宙最強の男 第43話:伝説の勇者に第42話・第43話共通ネタ 第44話:素敵な聖夜 第45話:慌てん坊忍者 第46話:ヒーロー合格第45話・第46話共通ネタ 第47話:裏切りの果て 第48話:宿命の対決 第49話:宇宙最大の宝 第50話:決戦の日 最終話:さよなら宇宙海賊第1話・第2話・第50話・最終話共通ネタ 劇場版小ネタ解説劇場版0:天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕 劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦復活怪人 登場レジェンド 劇場版2:空飛ぶ幽霊船 劇場版3:海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン復活怪人・登場レジェンド 劇場版4:仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 劇場版5:特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー 劇場版6:仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z 劇場版7:テン・ゴーカイジャー 劇場版8:機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー 動物戦隊ジュウオウジャー小ネタ解説動物戦隊ジュウオウジャー第28話:帰ってきた宇宙海賊 動物戦隊ジュウオウジャー第29話:王者の中の王者 スーパー戦隊最強バトル!!BATTLE1・2・3・4共通ネタ その他の小ネタ データベースメニュー お宝ナビゲート一覧 登場オリジナルキャスト一覧 豪快チェンジ一覧 豪快チェンジ一覧② (ガオレン~ゴーバスまで) 大いなる力一覧 仮面ライダーシリーズ メタルヒーローシリーズ 頻出用語集 リンク @wiki @wikiご利用ガイド 他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 2ch型掲示板レンタル 無料掲示板レンタル お絵かきレンタル 無料ソーシャルプロフ ここを編集
https://w.atwiki.jp/kitakoutarou/pages/168.html
―――side ハカセ(ドン・ドッゴイヤー) 「ふんっ!でやぁっ、はっ!――おらぁぁっ!」 『魔法』で強化したラッシュで、また一束、魔女を守る鎖をへし折った。 「GUUUUGYAAAAAAAAAAA!!!??!?」 本体との繋がりを断たれた鎖の束がじゃらじゃらと床にばら撒かれ、彼女(?)自身の悲鳴と合わせて素晴らしい不協和音のハーモニーを形成する。 要するに、めっちゃうるさいって事。 「……うわたっ!?」 そう考えを巡らす内に、ふと蹴り上げた足先に妙な感覚が走る。 さっきみたいに容易く蹴り飛ばせるはずの鎖を破壊した感覚じゃなくて、もっと別の。 あ、そうか、脚を掴まれて……っ!? 世界が、ひっくり返った。 逆さまのまま叫ぶ赤い少女が目に入って、僕はやっと自分にこの戦法が向いていなかった事を悟った。 どがんっ 気がついた時には目の前に魔女の鎖が何本も迫っていた。 さっき折った物より更に太い。 エッジが、この筋肉の鎧さえも切り裂けるように鋭く研ぎ澄まされているのがよくわかる。 観察する余裕はあっても、僕の身体は大の字に寝転んだまま言う事を聞かない。 正直……首がめちゃくちゃ痛くて、動けない。体重が増えた分ダメージが増えたのかな? 「セキツイ」を折ってたらちょっとヤバいかも。 「……ひゃあぁぁ!」 禍々しい銀色の光が目に入って、僕は反射的に目を閉じ…… 「?……??」 おかしい、何も来ない。 ぺしっ 「あいたっ」 すると、額を軽くはたかれた。恐る恐る目を開ける。 「一人で突っ込むなって言ったばっかりだろうが、馬鹿じゃない?」 「……手ぇ貸すよ。こいつ相手じゃ一人は厳しい」 逆さになった視界に、赤い髪の毛とふりふり揺れる紺のリボンが見える。 鎖を切り落としてくれたんだ……助かったぁ。 「わかった、さっさと終わらせるよ!」 「ノロいノロい!物足りないんだよっ!」 杏子ちゃんの槍が幾重にも迫る鎖の攻勢を切り払い――― 「マジスティックアックス!おりゃぁぁ!」 防御が手薄になった所に僕の斧が打ち込まれる。 全力の込められた一撃は魔女を周囲のベンチごと吹き飛ばし、勢い良く壁に衝突させた。 衝撃で破損したステンドグラスが、頭上から眩しい光と共にこぼれ落ちてとても綺麗。 結界の中で無かったら、さぞかし絵になっただろう。 しかし、さっきまであんなに苦戦した相手にここまで優勢に立てるなんて。 二人で戦ったから、と言う事もあるけど、改めて「佐倉杏子」の強さを実感させられる。 軽やかなステップと無駄の無い攻撃は、初めて会った時とは違い生身の人間だとは信じられないほどだ。 一度食らえば終わり、と言う条件がある以上、今の方が動きに隙が無いようにすら思える。 魔法少女として幾度も死線をくぐり抜けた経験がそれを創り上げたんだろう。 ……常に一人だけで、自分の為だけに戦い抜いた経験が。 台風のように激しく槍を振り回して魔女を責めるせいでうかつに近づけず――― かと言って魔法で援護射撃するにも密着状態が続くせいで打ち込むに打ち込めない。 「杏子ちゃん、ダメだ!もっと周りを見て!」 ―――side 佐倉杏子 「心配無いっつーの!」 上下左右から迫る鎖の雨に対し、手の中で槍が踊る。 抑え切れない怒りが火に油を注ぐのか、生身の肉体は魔法を使えた頃より鋭く反応出来た。 気合と共に槍を一振りすると、多節状にばらけた。 普段からやりなれた戦法は、ゆまの魔力が込められた槍でも問題なく使えるようだ。 (これなら―――いけるかな) 風を引き裂き、鎖がうなる。 「間に合えぇぇぇっ!」 投げた槍は空を斬った。渾身の力が篭った穂先が、壁面に深く突き刺さる。 ……狙い通りだ。 「はぁっ!」 もう一度気合を込めると、それに応えるように槍がうねり――― ぐんっ あたしの身体を壁まで勢い良く引っ張った。 一気に槍を引き抜き、壁を蹴り反動を付けて――― 「であァァァァッ!」 脳天から床板までブチ抜き、一撃で終わらせた。 傷口から染みでたドス黒く濁った体液……なのかはわかんないけど……が、ボロ靴に染み、靴下までも濡らす。 洗濯が大変だな、こりゃ。 その内に魔女の死体が薄くなって、グリーフシードを残して完全に消え去った。 辺りも元の古ぼけた礼拝堂に戻り、変身を解除したハカセが駆け寄ってくる。 「杏子ちゃん、お疲れ様。……でもさ、もっと僕を頼ってくれて良かったのに」 「僕ら、仲間だろ?」 「生憎だけど一度染み付いた戦い方は簡単に変えられないさ。……付きあわせて悪いけど、一人が向いてるんだよ」 言い終えて、さすがに心が痛む。 こいつは会って間もないあたしの我儘で戦ってくれた。……礼くらい言わないとな。 「……そっか。でも凄いじゃない、あんなに手こずったのに一人で倒しちゃうなんて」 「ねぇ、どんな裏技使ったの?」 「あたしの実力と経験の賜物……と言いたいけど、やっぱりこの槍のおかげだろうね」 「この槍はあたしのお手製じゃなくて、ゆまに作って貰ったもんだ」 「そしてあの子の得意は回復魔法……つまり」 地面に突き立った槍を強引に倒す。 ぱきり。 刃が欠けた。今度は先端部分に意識を集中する。すると、折れて晒された断面から銀色の液体が染み出し、ものの10秒かからず元の形に戻る。 「……この槍にも回復の性質があるって訳さ。あの戦法もそのおかげで使える」 「拾った時には厄介なもんが押しかけたと思ったけどさ、こうなると中々役立ってくれるよ」 「……おい、どうした?」 「君は……やっぱりそう言う人間なんだね」 「ハカセ?……どうした、お前……」 「仲間の事なんてどうだって良い、一つの道具としてしか見ていない……そうなんでしょ?」 「あの子だって今は利用してるけど、邪魔になったら捨てちゃうんだろ?」 つぶやきつつ、こちらに歩み寄って来る。 パーマのかかった髪に隠されて、瞳が見えない。 「……お前!何が言いたいんだよ!」 「とぼけるなよ人でなし。お前が何をしてるか、教えてやろうか?」 「【自分の為に魔法を使う】……そんな言葉で真実から逃げるな。お前は人を殺して、それを食らって生きている化物だ!」 「何言ってんだおい……他人の為に魔法を使ったって、良い事なんか無い!」 「あたしは、その事を身をもって……」 「違うね」 「佐倉杏子、お前は人殺しだ。それもただの人殺しじゃない、親兄弟をも巻き込む最低に下劣な部類のな」 「神の創りたもうたこの宇宙で、お前こそが一番醜く歪んでるんだよ」 「なんでそれを……糞ッ!宇宙人が、わかったような口を聞くなぁっ!」 家族の事を引き合いに出されたその時、身体の芯で何か"熱く”なった気がする。 気がついた時には槍を前に突き出していた。目の前の男の腹部に深々と突き立っている。 男の目線は微動だにせず、ただ自分の腹筋から生え、あたしの手元まで伸びる木の棒を見つめていた。 「―――はーっ、はーっ、はーっ」 【正義の味方】魔法少女として槍を取ったその日以来だ。こんなにも激しく心臓が動くのは。 仲間殺し……仲間殺しか……。ついにこのあたしも堕ちる所まで堕ちたって所か。 もう誰にも顔向け出来ないな、こりゃ。見滝原の連中にも、あのゆまにも軽蔑されるだろう。 元からソリの合わなかった連中だし、殺されたっておかしくない。マミの奴なんて真っ先に撃ちそうだ。 「はーっ、はーっ……」 いっそ自殺しちまうか?向こうに行っても地獄に堕ちるのが目に見えてるけど。 親父達に会おうだなんて虫の良い話は、何度生まれ変わったって不可能だろう。なんせ殺しすぎた。こいつの言う通りだ。 これからザンギャックに入って、海賊達に仇を討たれるまで悪の限りを尽くすってのも悪くないかもな。 ああそうだ、その前にこいつの血を拭わなきゃ……神聖な礼拝堂が……。 墓も掘ってやらないと、せめてゆまに見られないように……。 じゃらっ ざらついた音が鳴った、と認識した時には、あたしは首根っこを掴まれて壁際に抑えつけられていた。 形相は怒りに満ちてコカ・コーラなんて目じゃないほど赤くなっている。 牙のような白い歯がギラギラと光った。 「ついに仲間殺し、か……不意討ち、騙し討ちはお得意ってわけだね」 「そろそろ自分の罪が理解出来たよね?今まで君のせいで傷ついた人間達は、皆こういう風に騙されて、裏切られて、死んでいったのさ」 ……その通りだ。 「佐倉神父夫妻とその娘、モモ……君の妹さん。彼らが自殺したのは元はと言えば君の無責任な願いのせいだ」 「君が不当な願いと手段で集めた信者達が、生真面目な神父様の御心をどれだけ苦しめた事か」 「それだけじゃない。バレたらバレたで君はどうした?叱られて、不貞腐れて、家から逃げ出しただけじゃないか」 「君の能力なら3人を洗脳して操るのは容易かったはずだ。それもせず、中途半端に逃げ回った」 「自分の力が正しいと思うのなら、それを父親に訴えてみるべきだったはずだ。でも君は、ただ父親から逃げただけだ。」 「……違う、あたし、はッ……!」 反論の声を上げた瞬間に、首に回した両手が万力のように締まる。 「いいや違わない!君は家族を騙して希望を持たせ、種を明かし絶望させて殺した!」 「多くの人間を殺し、それを糧としてのうのうと生きてきた!」 「そして今、あのゆまって娘まで犠牲にしようとしてる……」 「気づいてるか?お前のしてる事は魔女と、そしてあのインキュベーターと同じなんだよ」 「魔女を倒すのは正義の味方って相場が決まってる……だから……僕が殺す」 「……死んじゃえよ」 ごきり、と無骨な音がした。 ん……?何か、聞こえる……? ――コ……! ……ョ……コ……! ……うるさい。人が気持ちよく寝てる所を邪魔すんな。 ――ョーコ!キョーコ! 人を気安く呼び捨てにするんじゃねぇ、ウザい奴だ。……こらしめてやるか。 突き出した両手の指先が、むにむにとした物体を捉えた。 勢いに驚いたのか、全く抵抗しない。しばらく縦横に引っ張り、もちもちとした弾力を楽しむ。 数瞬遅れて、やっと小さな手のひらがあたしの手に触れる。 が、引き離そうとするわけでもなく、掴んで離さず動こうともしない。 小刻みな振動と嗚咽、そして顔を伝って手首を濡らす涙。 ――そう、こいつは…… 「お前、ゆまか……?……あたしは、一体……?」 「キョーコ……キョー…コぉっ!うぐ、うぇぇぇん!……ひぐ、よ、良か、良かった……生きてた……」 「すごく、すごく……びっくりしたんだよ?キョーコ、こんなに……ボロボロになって……」 「キョーコ、すごくこわかったよ……キョーコが、キョーコがね」 「傷だらけで、あの時の……ママみたいになってた。ゴーカイジャーのお兄ちゃんが呼んでくるのがあとすこし遅かったら、もう……」 「ゴーカイジャー」の一言を聞いた瞬間、濁ってぼやけた意識がはっきりと目覚める。 そうか、あたしはあの時……。 「ハカセは……その、ゴーカイジャーは?」 「キョーコちゃんをお願い、って言って行っちゃったよ」 「……キョーコ、あぶない!」 痛む身体を無理に動かして、礼拝堂の扉を破って飛んで来た“それ”を辛うじて躱した。 勢い良く叩きつけられた後二度、三度と床を跳ね、緑色の光と共に“それ”は一人の男に変わった。 濃緑色のジャケットが大きく裂けて、癖の強い金髪は赤黒い血で固まっている。 「――やぁ、杏子ちゃん」 「ハカセ。……お前、その傷は」 「いてて……やっぱり魔女は強いね、あの身体でも簡単に吹っ飛ばされちゃうなんてさ」 「でも、まぁ……」 傷だらけの痛々しい顔の筋肉を無理に動かして、ハカセが笑う。 なんでだ? 「無事で良かった」 なんでお前ら、あたしが生きてる事を喜んでるんだ? 「ふぅ、やっぱり一人じゃあいつの相手はキツいよ。でもさ、何とか二人を守り切る事くらいは出来たみたいだね」 お前達は、誰のせいで傷つく事になったのか―――わかってるのか? いや、たぶんわかってないんだろう。結局あいつに言われたとおりだ。 「――もう、良い」 「……杏子ちゃん?」 「ハカセ、もう良いよ。そんなボロボロになってまで、魔女と戦う必要なんて無い」 「……杏子ちゃん?何言ってんの、だってここは君の」 「そうさ、ここはあたしの……あたし達家族の一番大事な思い出の場所だった」 「それを守るのは当然あたしのする事で、お前らを戦わせた事自体が間違いだったんだよ」 「ちょ、ちょっと待ってよ!キョーコ、どうして一人でやろうとするの?……今までだって、二人でやってきたのに」 再び結界に向かって歩き出したあたしに、ゆまが追いすがる。 こいつは何時だって健気なんだよな……。自分が頼ってる物の正体もわからずに尽くしてくれる。 だからこそ、もう巻き込んじゃいけない。 「ごめんなぁ、ゆま。――でももう良いんだ。お前が思ってるほどあたしはまともな人間じゃない」 「お前はこんな奴についてかないで、スーパー戦隊みたいにまっすぐ生きて行った方が良いんだ」 「……君が自分の事をそこまで言うなんて。……杏子ちゃん、一体君に、この場所に……何があったって言うのさ?」 ハカセの問いかけに、あたしは過去の全てを答えた。 親父の信仰の事、契約の事、妹の事、家族と別れたあの日の事……。 そしてその後の生活、闇の世界で生きていく為に何でもこなした事。 どれもゆまには聞かせたく無かった話だが、今はもう仕方無い。 昔良く見た信者達の懺悔みたいなもんだ。もう諦めて洗いざらい吐き出すしか無い。 ……あの頃は他人の悩みを真摯に聞いてやって晴れやかな表情で帰らせる親父を本当に尊敬してたっけ。 そういえばその親父が入っていた小さな懺悔室は、結界の中で当時の威厳のまま佇んでいた。 アホくさい、あれは親父が生きてた頃からボロボロになってたんだ。 何時だかいよいよ金が無いって時に焚き木に化けちまったのに。 あの頃の夢見る魔法少女杏子ちゃんは、今じゃ立派な人食い魔女ってか。 「そうさ、あたしはもう人間じゃ居られない。そうだと名乗るには、もう罪が重すぎるから」 そんな事を今更になって口にする時点で歪んでる、ってな。 「今までさ、好きに使っちまって悪かったよ。それじゃな、もう会う事は無いと思う」 「ハカセ、見滝原の奴らによろしくな。……なんだかんださ、あたしと違ってあいつらは甘ちゃんの良い子だから。キュゥべえの件で悩んでるはずだから助けてやってくれ」 「それで?杏子ちゃん、君はどうするの」 「あたしは……この魔女を倒す。刺し違えても、必ずな」 「それがあたしが見殺しにした家族に出来る償いさ。親不孝な娘だったけどさ、それくらいはしてやりたいんだ」 「そっか……。なら、僕は止めないよ」 「……じゃあ、ゆまをお願い」 それだけ言い残し、再び礼拝堂の入り口に向かって一歩踏み出す。 その時、裾を掴む腕が一つ。 「もっともその子は僕に付いて来る気、ないみたいだけどね」 「嫌だよ……行っちゃ嫌だよ、キョーコ……!一人で行くなんて、死にに行くようなことでしょ?」 「ゆまは、あの日までママにいじめられてたけど……それでも、おわかれして嬉しいって思ったことなんてないよ」 「今だって思ってるの、もっとわたしを見て、話を聞いて欲しかったって。……キョーコだってそうだよ」 「キョーコ、わたしを見て。自分一人で背負わないで、もっとわたしを信じて」 服を掴む力が強まった。 「ゆまはここに居る!キョーコの隣にいるの!」 「だから行かないでよ、もう一人は……イヤなんだから……」 「……ごめん」 これ以上は聞いて居られなかった。あれほど硬く決意した筈なのに、一歩進むごとに脚が鈍って行くからだ。 無理にでも振りほどかなきゃ、比喩じゃなくて脚に根が生えるような気さえする。 が、ゆまの手は緩まない。 両手で力いっぱいに服の裾を掴んだままだ。 「ゆま、もう良い。もうやめてくれよ。あたしは、もう汚れすぎた」 「これ以上お前と一緒だとお前まで汚れる……お前を見てるとさ、今の自分が惨めで仕方ないんだ」 「だからもうついて来るんじゃない!お前は魔法少女、あたしは魔女!……もうそれで良いんだよ」 「杏子ちゃん……そうやってゆまちゃんからも逃げるつもり?」 後ろからハカセの声が淡々と響く。 「違う、あたしはもうお前達を巻き込みたくなんて無いから……」 「違わないよ。自分を貶めて、ゆまちゃんから遠ざける事で逃げようとしてるだけじゃない」 「この子は君と向き合って、ちゃんと見てもらいたいだけなんだ」 「それでも……あたしは人殺しだ。自分の家族さえ手にかけた人間が、のうのうと生き延びるなんて……」 「……違うよ!」 「ゆま?……うわぁっ!?」 更に強く引っ張られ、倒れ込んだ所を抱き留められた。 ゆまの顔がより近くなり、大きな緑の目が視界の中で一際輝く。 「キョーコは……おとうさんやおかあさんにいじめられてきたわけじゃないでしょ?」 「ちがうよね。好きだったから魔女とも戦えたし、魔法だって使えたんだと思う」 さきほどとは打って変わった静かな口調。そのせいか、ゆまの話はあたしを引き込む何かがあった。 こうなった時、この子は年齢離れした知性を感じさせるようになる。 「だれかを好きになるのはまちがいじゃないよ。むくわれなくても、うらぎられても、好きなひとの為になら誰でもつよくなれる」 「キョーコはそのすきだーって言う気持ちを、キュゥべえにつけこまれちゃったんだよ」 「……それで、キョーコはだれかを好きになる事をやめた。好きになってもその分傷つくだけだって」 「でも、キョーコは優しさを捨てることなんてできなかった。だからゆまはここにいるの」 「キョーコの中の誰かを守れる、好きになれる優しい心がゆまに力をくれたんだよ」 「―――それでもまだ、キョーコが自分を魔女だって言うなら」 清々しい笑顔でゆまが笑う。あたしが目指した理想の魔法少女は、こうやって人を救う正義の味方だったっけな。 「その時は、わたしが優しい心を半分分けてあげる。……キョーコが、してくれたみたいに」 「行こうよ、キョーコ!二人なら出来るよ、絶対!」 ゆまが立ち上がり、右手を力強く差し出す。 ……いつの間にこう成長したのかな?もう一人前の魔法少女みたいじゃないか。 「……おう、魔女退治のイロハから叩きこんでやるからな」 差し出された手に自分の右手を重ねると、横からもう一本の腕が伸びる。 一見華奢なようで、それでもあたし達二人のそれより大きくがっしりとした手が、二人の手を包む。 「杏子ちゃん、良い仲間が出来たね。……これで、自分の過去も振り切れそうかい?」 「あぁ、もうくよくよしてる暇なんて無い。ゆまが……仲間が、あたしと一緒に居れば、そんな事する必要ないからな」 「杏子ちゃん、それで良いんだよ。自分の為だけじゃなく仲間の為に、高みを目指して強くなる」 「僕が最初に学んだ大いなる力さ。悲しい過去も、仲間と一緒になら乗り越えられる筈。……出来るよね?」 「当然!」 ハカセの問いかけに、簡潔に答えた。 長ったらしい言葉はもう要らない。後は……あたしが、あたし自身を超えてみせるだけだ。 ―――side 佐倉杏子 今しがた運び出された扉の前に再び立つ。 一度目の挑戦との違いは相棒がゆまである事、もうブチ切れてはいない事、そして…… 「ねぇキョーコ……ほんとにだいじょぶなの?やっぱり槍つくる?」 「ああ、自分で魔法が使えない以上武器持ってようが丸腰だろうが変わらないからな」 「心配してんのか?大丈夫、勝てるよ。あたし達ならさ」 やっぱり自分だけの力で魔女との戦闘をこなす自信が無いのか、ゆまの声には震えが混ざっていた。 大丈夫だから、ともう一度念を押してわしゃわしゃと頭を撫でてやる。 「それじゃ行くよ、ゆま。……手はず通りにな」 「オッケー、キョーコ……ぇぇえいっ!」 力いっぱいに振るわれたハンマーが扉を砕くと、異様に美化された礼拝堂が姿を現した。 そろそろと、慎重に一歩ずつ歩を進めて、林立するベンチの中心部にたどり着いた。 魔女の姿は、ない。かと言って逃げ去った様子もない。姿を隠したのか。 結界の中にはさっきと変わらず、『殺気』のような物が満ちている。 「……ゆま、良く周りを見てな。こっからが正念場だ、注意を逸らすなよ」 「うん、わかった……」 ゆまがハンマーを逆手に構えて、床に向けて軽く突いた。 同時に周囲の風景がブレた。魔法を使う者にだけ見える、魔力を込めた結界の効果だろう。 今更ながらに自分が無力だ、と大声で責められているような気がする。 「んな事わかってるっつの……」 「キョーコ?」 独り言を聞きつけたゆまが見上げる。 無駄にしゃべくってゆまに心配かける訳にいかないってのにな。 「いいよ、気にすんなって……うわっ!?」 「きゃぁぁっ!?……くぅっ」 バリアが軋み、ギリギリと音を立てて大気が揺れる。 あたしからしたらそれだけの現象だけど、実際にバリアの操作をするゆまからしたらぶっ壊される様が目に見えてわかる訳で。 哀れな緑のちびっ子は、傍目でもそうとわかるくらい怯えきっていた。 ゆまの視界には何が写っているんだろうか。 バリアを取り巻き風穴を開けようと迫る無数の鎖か、今にも破片になって飛び散りそうな痛々しいバリアか。 それともその両方かも。 とにかく恐ろしい現実から必死に逃れようと、両目を固くつぶってる。 ……でもなゆま、それはお前が自分で乗り越えなきゃいけないんだ。 お前はあたしを助けてくれるって言った、だからあたしは昔の自分を越える決意が出来たんだ。 その為には皆のがどうしても必要だ、魔法少女と海賊とあたしの、三人の力が。 「ゆま、前を見るんだ!……逃げたって何にもならないって、教えてくれたのはお前だろ!」 「きょ……キョー……コ……。うん……わかった……」 あたしの声が耳に入って、恐る恐る顔を上げる。首にくくった鈴が、チリンと鳴った。 その肩を抱いて、姿勢を直させる。 「良いか、ゆま。魔女を相手にする時は逃げちゃ駄目だ。お前はまだ新米だからな、相手も見ないで勝てる訳がねぇ」 「……でもな、ここにあたしが居る事だけは忘れんな。この佐倉杏子がお前を支えてやってるって事を」 「それだけじゃない、あたし達には……スーパー戦隊だってついてるんだからな。これで勝てなきゃ嘘ってもんだろ?」 大船に乗った気でいなよ、と最後には軽くおどけて見せた。 しかしなんて言い草だ、さっきまでうじうじしてたのはあたしの方だってのにさ。 誰に説教してるのかわかったもんじゃない。 それでも、ゆまは笑ってくれた。 「うん……キョーコ、わかったよ!みんなの為に……ゆまは、どうすれば良い?」 「よし、まずは態勢を立てなおすか!」 「オッケー!」ゆまの目に光が戻る。 その勢いのままハンマーを振り下ろすと、バリア全体が白く輝いた。 同時にギシギシと軋む音も止む。どうやら完全に修復されたようだ。 「キョーコ、次はっ?」 「よし、これからあいつはたぶん一気に攻撃をかけてくる。……あたしが良いって言うまで、魔力を限界まで振り絞っても耐え切るんだ」 「……え?」 「ちょっ、無理だよキョーコぉ!無理無理無理っ!」 「無理じゃない!良いか、守る範囲全体に気を配るんだ。バリアと心を1つにするつもりになれば出来る!」 「簡単に言うけど……キョーコのそんな戦い方、見たこと無いよ?」 「……う、うるせぇ。相手の攻め方がわかれば対策もわかるんだよ!」 とにかく集中しろ!」 「うーん……まぁ良いや、やるよ、キョーコ!」 ゆまが返事したかしないか……と言う内に、攻撃が始まった。 バリア全体がたちまち白く染まり、そして――――。 Side 千歳 ゆま えっと……これで何回しのいだんだっけ……? 息もつかせない、って良く言うみたいだけど、これはそれよりもっとずっとすごいとおもう。 前から来たらつぎは右、上ばっかり攻めてたはずが床からのびてきたり……。 いくら初めてたたかうからって、こんなにつよいなんてないよ……。 ほんとに、キョーコが居なかったら絶対無理だと思う。 「ゆま、次は右だ」ほら、今みたいに。 まほうの使えないキョーコには魔女は見えないはず……なのに、ときどきくれるアドバイスはよくあたる。 だからって、魔女の攻撃が無くなる訳でもないけど。 防がれてムキになったのか、更に激しくクサリをぶつけてくる。 「わぁっ!?……ねぇ、キョーコ、まだ持たせるのぉっ!?」 「もうグリーフシードもないよ、やぶられちゃうよっ!」 それでも、キョーコは動かない。 目をつむってうでぐみしたまま、じっと何かを待ってる……ような? 「キョ……キョーコ?」 「ゆま、バリアを弱めてくれ」 「何言ってるのキョーコ、そんな事したら二人ともやられ……!」 「良いんだ、今こいつは調子に乗ってきてる。ここで弱みを見せてやればすぐにでも食いつくさ」 「あたしにはわかる、信じてみな」 キョーコがにっと笑って、八重歯の光が目に入った。 「わかったけど……知らないよ!」 魔力を弱めてバリアをうすくした瞬間、クサリの海が視界いっぱいにうつる。 「……!」あわててハンマーを構えたわたしを…… 「今だハカセ!―――ダイレンジャーで行け!!」 ……結界いっぱいに響くキョーコの声が貫いたと思ったら 「天 幻 星 ・ 幻 山 手 線 ッ !」 見なれた緑の列車が目の前を通りすぎて……なにもかもがふきとんだ。 ……もう、わけわかんないよ……。 Side 佐倉杏子 ……これがスーパー戦隊の力って奴かよ。 目の前を緑と銀の“塊”が走り抜けた、と思った瞬間に、結界の最奥で猛烈な土煙が上がった。 弾き飛ばされた魔女が壁に激突したせいだ。ステンドグラスからの光に包まれていた結界全体が歪み、張り詰めていた荘厳な気配が一瞬で消滅する。 化けの皮が剥がれやがったって訳だ。 視界が晴れた頃には、結界は一面礼拝堂とリンゴ林、そして見滝原の街並みの悪趣味なコラージュに書き換えられていた。 「幻覚には、幻覚か。上手く行ったね、杏子ちゃん。……ところでこれは?」 ダイレンジャーの天幻星・シシレンジャーに変身したハカセが辺りをキョロキョロ見回している。 「……ここの魔女自身の『想い出』って奴だろ。傷めつけられたせいで、あたしを惑わす為に作った結界とごっちゃになっちまったのさ」 リンゴ林の中にチラチラと写ってはまた消える影から目を逸らしつつ答える。 「ちょ、ちょっと待ってよ杏子ちゃん。想い出だなんて、まるで魔女が元はヒトだったみたいな……」 ハカセの声が上づる。あのおぞましいバケモンが元は人間だなんて考えたら……そりゃな。 「理屈はわかんない。けどさ、この結界のヌシがあたしには、もう一人の自分みたいに思えてならないんだ」 「あいつのやることなす事一つ一つが予測出来るし、結界の中も見たようなもんばっかなんだ」 「キュゥべえの野郎とは付き合い長いし、ザンギャックの技術力なら出来なくも無いだろうしな」 こいつはまさに『佐倉杏子』にとってうってつけの罠だと、キュゥべえの奴も思ってたに違いない。実際、一度はコロリと引っかかっちまった。 それでも―――。 「ハカセ、ゆま、今度こそ終わりにするよ。あたしは自分の過去を越えて見せる」 「いつまでもキュゥべえの思い通りじゃねぇって事を思い知らせてやるんだ!」 「うん!」「オッケー!」 二人の声が重なり、なりふり構わず突進する魔女を迎え討つ。 「いつまでもしつこいよっ!キョーコをいつまでも縛りつけないで!」 「そうさ!杏子ちゃんはもう一人じゃない、仲間と一緒に戦っていけるんだ!……だから!」 「「邪魔、すんなぁぁぁーっ!」」 『ダイレンロッド』とハンマーの先端が同時に突き刺さり、魔女の突進が止まる。 魔女を覆う鎖の残骸がボロボロと崩れ落ち、より惨めな姿になる。 「qqweurrrryyyyyyahhhhhhhhhッッッッ!!」 違う、動きが止まったのは一瞬だけだった。甲高い叫びが上がると、ダメージなど何も無かったかのようにまた突進が始まった。 二人は受け止めきれずに吹き飛ぶ。 「―――ゆま!ハカセ!」 「だいじょぶだよ、キョーコ!」 「そういう事っ。じゃ、いくよゆまちゃん!……いっせーの、」 思わず叫び声をあげたあたしの耳に、存外冷静な声が返ってきた。 「「せっ!」」 二人が着地した瞬間に一人は前に、もう一人は後ろに跳ね飛んだ。 ゆまがハンマーでハカセを弾いたのだ。 「ゆまちゃん、ナイスバッティング!……ゴーカイチェンジ!」 くるりとトンボを切り、空中でハカセが紫に光る。 34戦隊でもただ一人の紫色、たしかあれは……。 「アイアンウィル・ゲキバイオレット!」 「激獣ウルフ拳ゲキワザ・狼狼蹴(ろうろうしゅう)!!えやぁぁぁっ!」 オーラを纏った右足が蹴り下ろされ、頭頂部の鎖を砕いて全身を床にめり込ませる。 露わになった鎖の下は、まだ燃えるような赤い髪の毛に覆われて何も見えない。 残り少ない鎖を振るって頭上のハカセに攻撃しようとする所を、「ki,kwiyyyyyyyyerrrrrrrhhhh……!?」 ゆまの放った衝撃波に抑え込まれる。 「よし、杏子ちゃん止めを!……ゆまちゃん!」 「うん!―――魔力!」 「―――激気!」 「「同時注入!合体ゲキワザ・創創槍ッ!」」 二人の拳から撃ちだされた紫と緑の光がぶつかり合い、一瞬眩い光が目を焼く。 ……目を開けてみると、床に狼にを思わせるような槍が突き立っていた。 「サンキュ!それじゃあ今度こそこれで終わりにしてやるよっ!」 一息に引き抜いて身動きの取れない魔女に迫る。鎖の雨が迫るが、今のあたしにはかすりもしない。 不思議と身体が軽いのは、槍がゆまの回復性の魔法で作られたから、という理由だけじゃなくて―――。 すぐ後ろには信頼出来る仲間が居る、ってのもあるのかも知れない。 それだけに、今は絶対に負けられない。 「うらぁぁぁァッ!」 狼の顔面に似た刃が魔女の横っ腹を抉って半ばにまで達する。 ……いや、そこで止められる。今まで鎖の奥に隠されていた両腕が解き放たれたのか。 片腕が槍をがっしりと掴み、もう片腕が今まで捧げ持っていたであろうロザリオを振りかぶってあたしを狙う。 凄まじい速度で振り下ろされたその手は……あたしを捉える事は無かった。 深く突き刺さった刃が開き、顎で咥えて魔女の身体を持ち上げていた。 思わず振り返ると、ゲキバイオレットがサムズアップで応える。 狼の形にはこういう意味があった、って事か。 力強い牙で持ち上げられた魔女はもはや身動き一つ取れずにただ咥えられている。 だが、最後まであたしに傷を付けようと新たな鎖を伸ばし続けていた。 ……それもそうだろう。あの時見たあたしを責める幻影は、自分自身を責めるこの魔女の『良心』そのものだっただろうから。 こいつからしてみれば、悪事を積み重ねる『魔女』佐倉杏子は絶対に許せない極悪人だ。 それでも、あたしには仲間が居る。もうたった一人で悩む事も、間違いを犯す事だって無いって信じられる。 「だからさ……ずっと一人ぼっちのあんたが、勝てる訳なかったんだよ」 魔女を天井に向かって投げ上げ、それに向かって槍投げの要領で槍を投げつける。 ぴったり中心部を抉った槍は、結界と一緒に消滅した。 後に残ったのは元のみすぼらしい礼拝堂と床に突き刺さったグリーフシードだけ。 唯一の報酬を拾おう、と身体を屈めた瞬間…… 『てれってれれれん』『てれってれれれん』 間の抜けたコール音が二度連続で響いた。 「はい、もしもし……あぁ、ルカ?どうしたの、良く聴こえないけど」 「……何?マミちゃんがどうしたの?……ちょっと、ねぇ、ルカっ!?」 ハカセが携帯電話(モバイレーツだっけ)を取り落とし、頭を抱える。 海賊の仲間が緊急事態にでも遭ったのか? 「……ごめん、杏子ちゃん、ゆまちゃん。せっかく教会も取り戻せた所だけど僕はもう行かなくちゃ」 「ルカが……ゴーカイジャーの仲間が危ないんだ。……僕が絶対何とかする、二人はここで休んでて!」 ハカセはそれだけを言い捨てると時間も惜しい、と慌てて走り出し…… 横から突き出たハンマーの柄に引っ掛かり、顔面から扉に派手に突っ込んだ。 「ゆ……ゆまちゃん。何してるんだよ、これは遊びなんかじゃ……」 ハカセが呻く。 「だからって、置いて行くなんてひどいよ!さっきはなかまだって、言ってくれたのに!」 「だからさ!……今君達が戦ったってなんにもならないよ。そんなに疲れきってるのに……なんで戦いたがるのさ」 ハカセの剣幕に、食ってかかったゆまの方がひるまされる。 確かに戦ったって、今のあたし達に何か出来るとは正直思えない。 襲撃を提案した張本人のマミの所に向かった、ってのも心配だし、ここみたいに魔女が送られた可能性もある。 何より、手練揃いの海賊一人を現に窮地に陥らせているってのが一番の証拠だ。 「それでも……理由ならあるよ」 「杏子ちゃん?……君まで何をっ」 「あたし達は仲間だって。あんた、そう言ってくれたよね」 「なら、そのルカって海賊も仲間だろ」 「……ルカさんの相手は十中八九巴マミだ。あいつが襲撃を提案したんだからな」 「あたしらのリーダーだった巴マミと、海賊の仲間……仲間同士の殺し合いなんて見てられない、それだけさ」 「頼むよハカセ、マミを説得できるとしたら一緒に戦ったあたしら以外居ないんだ」 「あたしのせいで誰かを失うってのはさ……もう、うんざりなんだよ」 「……」 あたしが話終えても、ハカセは扉の方を向いたままだった。 物音一つ立てない重苦しい沈黙が続く。 「……行こう」 扉を開けて、そう切り出したハカセの声は、妙に低かった。 「絶対、約束して。……危なくなったら、すぐ、逃げるって」 そして、ブツ切れだった。 「うん、約束する!絶対約束するから!」 ハカセに飛びついて二つ返事で答えるゆまは、猫よりもむしろ犬に見える。 ぶんぶんと尻尾を振る様子が目に見えるみたいだ。 両腕で抱きとめるハカセを顔は、扉の隙間から差し込む光で隠されていたけど。 あたしには、本心から笑っているであろう事が確信できた。 「――ところでキョーコ、見滝原の人とはわたし会ったことないけど……『巴マミ』ってどんなひと?」 「そうだね……一言で言えば『正義の味方』さ。お前みたいな子には優しいよ」 「そんなひとがどうして?わるものになっちゃったの?」 「違うだろうね。あいつは死ぬまで正義の味方さ。……だからこそ、って事もある」 ―――side 巴マミ 空の高い日だった。 車窓から見えた、抜けるような青空を、私は飽きる事なく眺めていた。 だから、車の中の事はよくわからなかった。 長いドライブにも飽きて、私はただパパとママの言葉にも生返事を返すだけだった……と思う。 だから、二人に関する最後の記憶は、後頭部だけ。 どんな表情をしたのかさえ、今はわからない。 次に見たのは、空を埋め尽くす黒雲。そしてそれを照らす血よりも赤い炎。 ひしゃげて原型を失った車内から、私はこの世の地獄を垣間見た。 あつい……いたい……くるしい……。 身動きの取れない状態で、それだけが頭の中をぐるぐると廻っていた。 火の手はなお強まり、意識がだんだんと薄れてゆく。 ぼやける視界の中で、私は、急に差し込んだ強く白い光に手を伸ばしたような気がした。 そこから後の記憶は断片的な物になる。 事故の原因となった巨体を撃ち砕く鉄巨人とそのガトリング砲の真っ赤な嵐。 車から私を引きずりだしてくれた、力強く優しい黄色の腕。 そして、病室の白くて清潔なリンネの上で出会った、雪のように真っ白なあいつ。 『やぁ、お目覚めかい?災難だったね、マミ』 『誰……あなた……何なの……?』 『僕かい?僕の名前は―――』 「インキュベーターッ!……っ、痛……」 机を力強く叩いた衝撃で、完全に目が覚めた。 分解整備中だった名前も知らない拳銃が、ゴトンと音を立てて床に落ちる。 「夢……なの?」 あの日の事を夢に見るなんて、私もつくづく弱気になった物だ。 変身出来ないからって、弱気になったのかしら。指輪の跡が薄く残った左手を見つめる。 やはりそこには見慣れた宝石は無い。 私達がソウルジェムを奪われた後、いち早く目覚めた私は暁美ほむらの銃器を持ち、一度自宅に帰った。 美樹さんは連れ去られ、鹿目さんはあの気性だ。自宅で震えているだろう。 佐倉杏子は元から一匹狼だ。恐らく今頃この危険な街を離れただろうか。 元より関係の良くなかった暁美ほむらには今更話を持ちかける気すら起きなかった。 ……よしんば協力出来たとして、病弱だったと言う彼女が何の役に立つだろうか。 大部分の銃器を手に入れた以上、私に取って利用価値は無いと言って良い。 「……良し、流石に抜かりない子ね。これだけの武器を整備したのが中学生とは思えないわ」 「使い魔相手なら小銃で充分だけど……やっぱり決定打が足りないかしら」 整備を完了し、身支度を整えた私は、幼い日に通った「秘密基地」へと歩き出した。 まだ春だと言うのに、見滝原の空気は暑かった。 下はタンクトップに男の子の履くような短パンと通気性充分。 しかし、その上がパパの遺品のトレンチコートなのだから始末に負えない。 仕方がないとは言え、この格好は知人に見せたくはない―――思わず苦笑してしまう。 陽射しが強い。 照りつける太陽とアスファルトからの反射でハムエッグにされた身体から絶え間なく汗が吹き出る。 蒸し風呂と化した道路を、私はひたすら歩き続けた。 工場地域を通過した後程無くして、高速道路の高架下、幼い私の「秘密基地」に辿り着いた。 持参のゴルフバッグを開き、折りたたみ式スコップを出して掘り返す事、およそ10分。 地下への階段が姿を現す。 階段を下り、薄暗い地下へと足を踏み入れる。 懐中電灯を点けると、多少黴くさいものの、昔の面影そのままに懐かしい一部屋が現れた。 壁にかかった絵、無造作に積まれたアルバム類、大小ばらばらな字で「ま法少女作戦ノート」と大書された数冊の自由帳。 想い出の品々が輝きを帯びて私の目に飛び込んで来るが、今はじっくりと感傷に浸っては居られない。 私は更に奥、地下貯蔵庫へと歩を進める。 「コホ、コホ……凄い臭いね、ここ……」 お目当ての物を発見し、そそくさと地上に昇る。 ほんの数分だけ潜った筈なのに、差し込む光に目が耐えられない。 目をしょぼつかせながら階段を昇る途中、 「――ッ!?」 いきなり何者かに手首を掴まれた。 息つく暇も無く、ただひたすらに走る。走る。走る。 私は足を前に出し続けるのが精一杯だった。ただ、転ばない為に。 足を踏ん張ってどうにか止まろうとした瞬間、大きく振り回されて地面に倒れこむ。 ちゅんちゅんと、軽い音と共に地面が弾ける。 私達が居た所に銃弾が撃ち込まれる音だ。同時に、廃車にでも当たったのか、爆発が起こる。 燃え盛る熱風に眼球を燻されつつも、私はその時初めて黄色い上着の颯爽とした後ろ姿を正面から見据えた。 「……ルカ・ミルフィ……さん。何をやってるんですか、こんな所で」 「海賊の、あなたが……?」 彼女は振り返らず、「ゴーカイガン」をやたらに撃ちまくる。 「決まってるでしょ?迎えに来たの。あんた達がザンギャックに狙われてるのが見過ごせない……ってのが居てさ」 「チッ、ここもすっかり包囲されたみたい。……あたしが先に出る、すぐ走りな」 有無を言わせぬ口調に気圧された訳では無いが、私はおとなしく頷いた。 完全に包囲されていると言うのは嘘では無いらしく、ざっと見ただけでも10人は下らないであろう「ゴーミン」が目についた。 意外と統制が取れた行動をしている。ゴーカイジャーが味方に居るとは言え、脱出は難しいかもしれない。 雑兵と言えども、いざ眼の前にすればそれなりに強そうだ。 今までTVでしか見たことが無かったのだから、当然かも知れないが。 「……1」 が……、だからと言って私がここで死ぬ訳にはいかない。 「2ぃの……」 何故なら私は…… 「3ッ!」 もっと強い、正義の味方になるのだから。 背後で猛烈な銃声と、それが弾き落とされる甲高い金属音が鳴り響く。 それを合図に走り出した私を、前方から銃口の群れが出迎えた。 その数、およそ10。魔法少女では無い今の私を殺すには、充分すぎる威力を持っているだろう。 だからどうした。そんな物を怖がるヒーローなんて居やしない。 私は、自分を奮い立たせるように一歩前に踏み出すと、勢い良く走り出した。 身体が前に進む度に胸が高鳴り、勇気が湧き出す。懐に抱いた宝物をどう使えば良いか、様々な考えが浮かんでは消えていく。 私が突き進みながらも冷静なのと反対に、物陰から狙う敵―――ゴーミン達は、浮き足立っているようだった。 明らかな戦力差にも関わらず向かってくるのは想定外だろうけど、適当に撃って外しまくるのは逆効果も良い所だ。 味方からは信頼を損ね、敵から……つまり私からすれば自信に繋がる……いや、当然か。 正義の味方ならこんな弾に当たりはしない。そんな事はいまさら再確認する間でも無い。 残りおよそ5メートルまで近づいた私に一人の兵が殴りかかり……あろう事か仲間の弾幕で倒れる。 良いタイミングじゃない、使わせてもらおう―――と思ったのが先だったか、動くのが先だったか。 とにかく、気づいた時には私は彼の亡骸の肩から更にジャンプする。 銃口より先に視線が私を追い……そして私自身から手に持った物に移り……。 その「何か」が投げられた、と思った時にはもう遅かった。 自家製爆弾は、それなりの年月を置いても充分にその任を果たした。 ゴーミンの集団の頭上で炸裂したそれは、一時的にでも彼らの戦闘能力を奪ったのは間違いない。 チャンスを逃さないように、私は右腿のホルスターから拳銃を引き抜き、安全装置を外した。 倒れ込んでもがく彼……なのだろうか? 目の前の一人を踏みつけて自由を奪い、無造作に一発撃った。 足の下でもがいていた『それ』は、ぴくっ……と最後に小さく蠢いて、それから微動だにしなくなった。 靴から伝わる熱が抜けていく生ぬるさと、力の抜けた感触が余りにリアルで、私は死体を蹴って更に跳んだ。 そのままの勢いで前方に飛び込んで行く。行く手を遮る兵士達は、改めて見れば私よりだいぶ大きい。 軍人と一般市民の差は大きいようだ。 それでもやはり負ける気は微塵も起こらなかった。 一番手に棍棒で大上段に殴りかかった所を左手一本でいなし、顔面に拳銃を突きつける。 引き金を弾こうとした瞬間、目の前が爆ぜた。 目の前を銀の閃光が飛び回る度に、一人、また一人と人影が倒れる。 私の後ろから援護をかけているのは間違いなくルカ・ミルフィその人だった。 止めとばかりに彼女が左手のゴーカイガンを乱射する。 間をおかずに数発の小爆発が起こり、そして全てが終わった。 棒立ちで見ていただけの私が行き場を無くしたようにでも見えたのか、彼女は私ににっと笑いかけた。 「あたしに囮を任せて、すぐ逃げれば良かったのに。地球人ってみんなこんなに無茶が好きなの?」 余裕を見せれば私が安心する、と思っているのだろうか。 自分は肩で息をして、無理したのが丸わかりな癖に。 3 「……ありがとう、と言っておきます。流石に海賊戦隊を名乗るだけの事はありますね」 それでも、私は頭を下げた。 戦う力を持たない現状、今は信頼を築いておかなければいけない。 「そーそ、素直が一番だって。ザンギャック相手の戦いは遊びじゃないからね」 「魔法少女だった時はいざ知らず、今はもう戦えないんだからあたしらに任せなさいって」 「何の為にこんな所で穴掘りしてたのかは知らないけどさ……もう良いのよ?」 あなたに説教される筋合いも無いけど。口には出さず、私は地面を掘る時に脱ぎ捨てたコートを羽織りなおした。 「そう……ですね。私どうかしてました」 「街を守る正義の味方って言うのをやってみたかっただけなんです」 「でも帰る前に、一つお願いがあるんですけど……」 「私、スーパー戦隊に憧れてて……ルカさんの変身アイテム、見せてもらえませんか?」 努めてしおらしくしたつもりだったが、彼女の目付きは鋭かった。 二人の顔から笑みが消える。 「それ、どっかでも聞いた台詞なんだよね……やめときな、あんたじゃゴーカイジャーは務まんないよ」 「そんな、ひどい……。私、ただ憧れのヒーローの力が見たかっただけなんです!」 「お願いです……レンジャーキーだけで良いですから、見せてください!」 最後の方になると、腰がほぼ90°に曲がっていたような気がする。 さすがにやりすぎだったか、と思いながら恐る恐る顔を上げる途中、困惑した顔の彼女と目が合った。 自然と、上目遣いの形になる。 その体勢のまま10秒(体感では一分以上だが)が経過した頃だろうか。 いつの間にか黄色い人型がこちらに突き出されていた。 本人は下を向いて私と目を合わせるのを避け、一本のレンジャーキーだけをこちらに差し出していた。 「ルカさん……」 厚いコートに覆われた私の右手がゆっくりと近づく。 人間なら『目』に相当する部分が特徴的な、199戦士の中でも異端的なデザインのキーだ。 キーを受け取った指が離れるか離れないかの微妙な隙を逃さず、私は袖の中に隠したもう一つの銃で手のひらを『刺した』。 「……!?」 彼女が苦悶の表情を浮かべたのはほんの一瞬で、次の瞬間倒れこむように飛びすさるとすぐに無事な左腕でゴーカイガンを突きつけていた。 同時に私も右腿の拳銃を再度抜き、2つの銃口が交差する。 流石に海千山千の女盗賊、油断は出来ない。 「あ……ンた…っ、ナんで……!」 「マヒした身体で無茶しない方が良いと思うわ。射撃には自信があるの」 「この距離ならまず間違いなく私の方が早い……いくら宇宙人でも、ヘッドショットには耐えられないでしょ?」 しおらしい『反省した自分』の仮面を外して言い捨てると、驚愕の色がより濃くなる。 海賊が人を信じるだなんて……馬鹿らしいわ。 「暁美さんが便利な物を持っていて助かったわ……テーザーガンって言うんですって、これ」 「身体は人間とそう変わらないんでしょ?効くはずよね」 「手荒な事をして申し訳なかったけど、これも、他のレンジャーキーも元々地球の物、私達の物なの」 「だから、モバイレーツも私にちょうだい?」 ―――side ルカ・ミルフィ ほんの一瞬だった。何も見えず、何も感じず、終わった後ですら気づかない―――たった一瞬。 レンジャーキーを選び、掴み、そして渡す。 その一瞬の間に、あたしは手の甲に電撃の短針を撃ち込まれてしまっていた。 そう気づいた時には、あたしは自分の脚で立つ事が出来なくなっていた。 無防備な姿を向けるまいと必死に跳んでも、1メートルと下がる事が出来ない。 だから、「敵」の憎々しいまでの妖艶な微笑から遠ざかる事は出来なかった。 あんた、なんでこんな事したのか知らないけど……ただと済むと思ってないわよね! せめて気合を入れる為に、そうすごんで見せた。……つもりだったのに、実際に口をついたのはその半分ほどだった。 舌が震える。無様な片手落ちの言葉は、今の自分そのものだ。 こんな所で、止まってる場合じゃないのに……。 「無力な一般人だと思って油断したんですかぁ?私が襲撃の指導者だって知ってるんでしょ?」 レンジャーキーを大事そうに握りしめながら、犯人―――巴マミは、あたしを見下ろした。 「もう一度お願いします。モバイレーツとレンジャーキーを渡してもらえますよね?」 友好的な仮面を脱ぎ捨てた、戦士の瞳で。 「なん……でよ?」 「――――?」 身体は動かない、相手は予想外の手練、そして目の前には拳銃……。 絶対絶命の状況でも、あたしは聞かずに居られない。 「なんで……力が……欲しいの!?」 「たった一人で……あいつらに勝てる訳……ない!なんで……戦い……たがるのさ?」 力を求めるその訳を。もつれる舌を懸命に動かす。 「決まってるじゃないですか……。正義を成す力を取り戻す為、そして――」 「この街からザンギャックを、あのインキュベーター達を叩き出す為ですよ」 行動隊長の名前を口にした時、瞬間的に眉間に数本の皺が入る。 5人のリーダー格としてあの白いのの言いなりで動いていた、と言うのがショックなのか……。 「ところで、そうやって質問ではぐらかすのが海賊流なんですか?」 恨み骨髄、と言う表情のまま、銃口と一緒に最後通牒が突きつけられる。 ……ヤバ、地雷踏んだかも。 仕方なしにゴーカイガンをしまい、代わりにジャケットの内側から『モバイレーツ』を取り出してみせた。 「……それで良いんですよ。聞き分けが良くて助かりました」 「……ッ」 「誰だって、自分の命の方が夢よりも大事ですからね……早く渡して下さい?」 後退ったあたしに合わせて、一歩、二歩とマミが近づいて来る。 更に一歩、もう一歩、ベストな位置に辿り着いた所で―――、 「……そうでも、無い、かもよっ!」 渾身の力で顔面にモバイレーツを投げつけた。咄嗟に掴もうと差し出した手に、『ゴーカイサーベル』で斬りかかる。 更にそのアクションに合わせて、マミがハンドガンを向ける。一瞬の交錯。 生死を懸けた緊張が作る天然のスローモーション。それには不釣り合いな速度で、サーベルのワイヤーが伸びた。 鋭い刀身を備えたそれはモバイレーツを上空に投げ上げ、そのままの勢いでハンドガンをも真っ二つに切り裂いた。 不自然な姿勢から受け身を取る事は出来ず、お互いが地面に倒れ込む。 短い戦いは終わった。 倒れこんだあたしを、今度は同じく地べたからマミが睨みつける。 「もうここまでの動き!?なんて回復力、それに……」 「自分の変身アイテムにあんな扱い……!あなた、スーパー戦隊の力を何だと思って……!?」 「自分の掴みとったお宝の事くらい、わかってないとでも思ってんの?」 「やりたい事をやる前に壊れるようなヤワな出来じゃ、海賊は務まらない!」 「あんたも!本当に欲しいなら、力づくででも自分で奪い取ってみせな!」 「それが海賊の流儀ってもんよ!」 「くっ……、上等よ、宇宙海賊っ!」 宣戦布告と共に、短針銃を数発連射し、放り出されたゴルフバッグの所まで一旦退却していく。 好機を逃さず、あたしはレンジャーキーを変形させた。 聞きなれた叫びが辺りに響いて、見慣れた光があたしを包む。 「ゴーカイチェンジ!」 <ゴォォォッカイジャァァァッッッ!!> 「ゴーカイイエローッ!……っとっとっと、よっと!」 不可視の高速で飛来し、電撃を放つ厄介な短針もこの姿になれば呆気無く叩き落す事が出来た。 流石に全部とはいかないけど、逃した弾もスーツを貫通はしない筈。 それでも……あまりに上手く行きすぎた展開に、あたしはこの時一抹の不安を憶えていた。 ―――side ルカ・ミルフィ 「……形成逆転、って感じ?」 難なく弾幕を凌ぎ切り、スーツを纏った手足に力を込める。 足は動く。走れるかはわからなくても、今この場でとりあえず追いかける事は出来る。 問題は腕だ。指先に感覚が戻らない以上、キーを変形させて再変身は出来ない。 引き金が引けないから威嚇射撃の一つも出来ない、って訳か。 それでも、諦める気はさらさら無かった。 「巴マミ」の意思はあたしの想像よりはるかに強固だった。ここで逃したら、それこそ他の誰かからキーを奪うかもしれないし、最悪生身でザンギャックに挑みかねない。 それだけは止めないと。 「正義の味方だか……なんだか知らないけど」 「こんな小細工に失敗したらすぐ逃げ出すのが、あんたのやり方なの?」 マミ本人は荷物にたどり着くとすぐに物陰に隠れてしまい、姿が見えない。 あたしの挑発の言葉は、届いたのかすらわからないまま、不自然なまでの静けさに飲み込まれていった。 先程まで響いていた筈の車の音も、まだ大した時間でもない筈なのに、足音一つ無い。 聞こえるのは、あたし自身の心音と……盛大にぶっ壊れた廃車が時折立てる小爆発の音くらいだ。 何かがおかしい、と思うより早く、あたしは次の挑発をしていた。 「正義の味方さんにしては、ずいぶん臆病じゃん……?」 「あんた、あたしと戦うよりおうちでママの料理でも手伝ってたら?」 「……その髪、一人でセットするのは大変でしょ」 手伝ってもらってるんなら親孝行でもしてあげな、と声をかける前に、円筒形の何かが飛んでくる。 とっさに弾き落とそうとしたあたしのサーベルは、右手に衝撃が走ると共にはたき落とされた。 宙を舞うサーベルと入れ違いに、円筒型の手投げ弾がこちらに向かってくる。 急所を守る余裕すら無いまま、あたしは轟音と超新星のような光を受け止めた。 閃光弾に視覚をやられた事に気づいたのは、機関銃の凶暴な弾丸が頭の横に殺到した時だった。 真っ暗な視界の中で、すぐ横の地面がえぐられる感触だけを身近に感じる。 唯一の武器すらも落とし、感覚さえ奪われて、あたしはただ這いつくばってうごめくしかなくなっていた。 もはやどこから響くのかすらもわからないが、マミの怒声が頭の中で乱反射する。 「正義の味方にしては……って言ってたわね……」 「ふざけるんじゃないわよ、私の正義を……」 「私の力を……あなた達が奪ったくせに!」 「良くも私を……絶対に許さない!」 カチッ と言うロックを外すような音の後に、何かが空を切った。 それを感じ取った次の一瞬……。 あたしの身体は大きくはじけ飛び、更に次の一瞬には強く叩きつけられた。 ――Side ルカ・ミルフィ 絶え間ないエンジンの鼓動、やかましいクラクションの音。時に、甲高いブレーキの悲鳴。 騒音は、さっきより明らかにクリアにあたしの耳を打った。 まだ目をつむったまま、今度は両手に少し力を込めてみる。ずっしりと硬い手応えは無く、掴めたのはサラサラとした砂のひとつまみだけ。 それでも明らかに力を取り戻した両腕を顔に伸ばし、土埃を拭う。 薄目を開けた視界に、巴マミの作り笑いがいっぱいに映り込んだ。 「『これ』に問題があるって事は無いと思うのよね……」 「暁美ほむらの所持品は見た所、来歴のはっきりした物と無い物に分かれてる。でもこれは信頼出来る、恐らく軍の物でしょうけど」 「それに比べてこっちの拳銃はダメね? どこの製品か知らないけど、さっきの戦いくらいでもう弾詰まりなんて、危なっかしいなんて物じゃない……」 「ねぇ……聞いてるの?」 あたしを廃車にもたれかけさせると、巴マミは持ち物の整理を始めた。 一方的なおしゃべりに、今のあたしは一瞥をくれてやる事しか出来ない。 武器も奪い取られた今は、相手の一挙手一投足を観察するのが先決だ。 「ま、良いわよ。これだけ撃ちこんでまたヒョイヒョイ動き回られたらその時は」 「もっと素直な方法で相手するだけだから。いくらあなたでも、鉛の弾丸なら堪えるでしょ?」 わざとらしくガチャガチャと腕の中の鉄塊を鳴らす。スーツ越しにでも相当な衝撃はあるだろうそれを、あたしより圧倒的に幼い生身の少女が撃てるものだろうか。 「その目は何? まだ私をどうにか出来るって思ってるのかしら?」 睨みつける視線がふっと逸れていき、両手が不自然に垂れ下がる。 「そうね。確かに貴女達は強いわよ」 「たった5人で帝国に反抗する度胸がある、数々の星を巡って場数も踏んでる」 「腕前も信念も全てを備えて、だからこそ自信を持てるし強くあれるのでしょうね?」 淡々とした口調が徐々に震え出す。明らかにおかしい、と思った時には既に遅かった。 「だからこそ気に入らない!」 憎しみさえ篭った絶叫に、あたしは手をかざして身を守る事しか出来なかった。 鋭い痛みが手首から伝わり、異常な速さで薄れていく。また麻痺させられてしまったようだ。 震える脚で立ち上がり、逃げ出そうとする間にも連射が見舞われる。 視界が歪み、膝を着いたあたしには、彼女の喋る言葉だけが妙にクリアに聞こえた。 他の音は全てノイズがかって聞こえているのに。 「自由に、自分達の夢の為に……そんな事で戦ってるなんて甘いのよ」 「力を持つには、貴女達には覚悟も背負う物も足りなさすぎる……!」 BACK 海賊戦隊ゴーカイジャー「見滝原市……?」 3
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/3224.html
【名前】 レンジャーキー 【読み方】 れんじゃーきー 【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャーゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦動物戦隊ジュウオウジャーVシネクスト テン・ゴーカイジャー 【分類】 変身アイテム 【モチーフ】 鍵、各戦隊戦士 【詳細】 レジェンド大戦で全エネルギーを解放した戦士達の力が変化した鍵。 レジェンド戦隊ヒーローの「力」だけを凝縮したものであるため鍵自体には意思はなく、黒十字王やバスコによって戦士の姿に実体化され、ゴーカイジャーと戦闘した事がある。 実体化させられた戦士は倒される程のダメージを受けると元の鍵に戻る。 スーパー戦隊の長い戦いを支えてきた「心」の部分がない為なのか、実体化させても本物に比べると戦闘力は著しく劣る模様。 黒十字王が実体化させた際は100体以上という圧倒的な数で襲い掛かるが、ゴーカイジャーとゴセイジャーを苦戦させる事もなく、元に戻された。 ゴーカイジャー達が地球を離れる際に解放され、各レジェンドの手元へと戻ったが、動物戦隊ジュウオウジャーに客演した際に伊狩鎧が烈車戦隊トッキュウジャーの面々に土下座してキーを貰っているため、何らかの方法を用いれば自分達の力をキーとして実体化させることが可能な模様。 ※本編においてバスコが実体化させた戦士は以下の通りになっている。 第15話 ドラゴンレンジャー キバレンジャー キングレンジャー メガシルバー タイムファイヤー ガオシルバー シュリケンジャー アバレキラー デカブレイク マジシャイン ボウケンシルバー ゴーオンゴールド ゴーオンシルバー シンケンゴールド ゴセイナイト 第16話 キバレンジャー メガシルバー ガオシルバー アバレキラー マジシャイン ボウケンシルバー ゴーオンゴールド ゴーオンシルバー シンケンゴールド ゴセイナイト 第20話 黒騎士 デカマスター ウルザードファイヤー マジマザー 第23話 大剣人ズバーン 黒獅子リオ メレ 第31話 シグナルマン デカマスター デカスワン ウルザードファイヤー マジマザー 大剣人ズバーン 黒獅子リオ メレ 姫シンケンレッド 第48話 ゴーカイシルバー ゴーカイブルー ゴーカイイエロー ゴーカイグリーン ゴーカイピンク ゴーカイレッド 【第15話】 ドラゴンレンジャー、キングレンジャー、タイムファイヤー、シュリケンジャー、デカブレイクの5人がバスコによって召喚される。 ゴーカイスクランブルによってレンジャーキーに戻され、レッドに回収された。 しかし、彼らが安心した直後に更に10人の追加戦士が伏兵として既に召喚され、不意打ちと波状攻撃でゴーカイジャーを変身解除に追い込む。 【第16話】 キバレンジャーを始めとする追加戦士10人がバスコによって召喚される。 ボウケンシルバーとアバレキラーはイエローとピンクの斬撃、メガシルバーとガオシルバーはブルーとグリーンの斬撃、シンケンゴールドはレッドの斬撃、残った5人ゴーカイブラスト スラッシュによってレンジャーキーに戻され、ゴーカイジャーに全て回収された。 【ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦】 ゴーカイジャーとゴセイジャー以外の全ての戦士が黒十字王によって召喚される。 この話は第16話と第17話の話とされている。 【第20話】 デカマスター、ウルザードファイヤー、マジマザー、黒騎士の4人がバスコによって召喚される。 黒騎士以外の3人はゴーカイブラスト、黒騎士はゴーカイシルバー・ゴールドモードのゴーカイレジェンドリームによってレンジャーキーに戻される。 黒騎士はヒュウガの手に渡り、大いなる力を込められた後に鎧に託されたが、残る3体は宇宙猿サリーに回収された。 【第23話】 黒獅子リオ、メレ、大剣人ズバーンの3人がバスコによって召喚される。 リオとメレはゴーカイスラッシュ、ズバーンはゴーカイシルバー・ゴールドモードのゴーカイレジェンドリームによってレンジャーキーに戻される。 レンジャーキーに戻った直後、再びサリーに回収された。 【第31話】 番外戦士全員がバスコによって召喚される。 ウルザードファイヤーとズバーンはゴーカイシルバー・ゴールドモードのゴーカイレジェンドクラッシュを受けた後に巨大化する。 しかし、豪獣神の豪獣トリプルドリルドリームによってレンジャーキーに戻される。 オーレンジャーに豪快チェンジした5人のオーレバズーカ、ゴーカイブラスト スラッシュによって他の7人もレンジャーキーに戻される。 サリーが回収しようとしたところをシルバーに邪魔され、レンジャーキーは全てゴーカイジャーの手に渡るが、バスコは真の姿に変貌した。 【第48話】 バスコによってゴーカイジャーのレンジャーキーから召喚される。 偽物だが、本物と同様のアイテムで変身し、船内のナビィを捜索する目的で作り出された。 【余談】 キーの総数は全部で198種類ある。 基本的に各戦隊のメンバー3〜5人と追加戦士で構成されているが、スーパー戦隊に協力したヒーロー全てが登場している訳ではない。 「人間態を持たず巨大化が可能」、「Vシネマや1話限りの限定戦士」(X1マスク、ガンマジン、VRVマスター、装甲ジーク、デカブライト、デカゴールド、ゴローダーGTなど)などの戦士は登場していない(ニンジャマンに関しては諸事情でレジェンド大戦自体に参加していない)。 最終話でゴーカイジャーがザンギャックの本星に向けて地球を旅立つ際、地球にいる各レジェンド達の元に「力」として返還された。 唯一、ゴセイジャーのレンジャーキーだけが敵に利用されていない。 後年ではライダーキーやメタルヒーローキーが登場する。
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/764.html
「リュウレンジャー! 天火星・亮!」 【ヒーロー名】 リュウレンジャー 【読み方】 りゅうれんじゃー 【変身者】 天火星・亮 【変身アイテム】 オーラチェンジャー 【変身コード】 気力転身!オーラチェンジャー! 【声/俳優】 和田圭市 【スーツアクター】 大藤直樹 他 【登場作品】 五星戦隊ダイレンジャースーパー戦隊最強バトル!! 【初登場話】 第1話「転身だァァッ」 【詳細】 天火星・亮がオーラチェンジャーを使って変身する『ダイレンジャー』の「レッド」の戦士。 武術の1つ「赤龍拳」の使い手となる。 その内には龍の力を得ている。 使用武器は「スターソード」、「ダイレンロッド」など。 専用武器は刀剣型となる「赤龍双竜剣」など。 必殺技は複数にはある。 専用マシンは龍型の気伝獣「龍星王」で、人型のモード「気伝武人」へと変形も可能。 『海賊戦隊ゴーカイジャー』では「レジェンド大戦」にて変身する力を失った天火星・亮本人が登場。 また、特定のレンジャーキーを使うと、ゴーカイジャーのメンバーがリュウレンジャーへ豪快チェンジしている。
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/3759.html
スーパー戦隊バトル レンジャークロス メーカー バンダイナムコゲームス 発売日 2011年9月8日 対応機種 Wii 『海賊戦隊ゴーカイジャー』『天装戦隊ゴセイジャー』『侍戦隊シンケンジャー』『炎神戦隊ゴーオンジャー』『秘密戦隊ゴレンジャー』の計5作品がクロスオーバーするACT(なりきりヒーローアクション) Wii さ行 キャラゲー 気になるゲーム PR スーパー戦隊バトル レンジャークロス 特典 オリジナルレンジャーキー「ゴーカイレッド レンジャーキー」付き - Wii
https://w.atwiki.jp/gokaiger/pages/97.html
百獣戦隊ガオレンジャー 忍風戦隊ハリケンジャー 爆竜戦隊アバレンジャー 特捜戦隊デカレンジャー 魔法戦隊マジレンジャー 轟轟戦隊ボウケンジャー 獣拳戦隊ゲキレンジャー 炎神戦隊ゴーオンジャー 侍戦隊シンケンジャー 天装戦隊ゴセイジャー 海賊戦隊ゴーカイジャー 特命戦隊ゴーバスターズ 獣電戦隊キョウリュウジャー 烈車戦隊トッキュウジャー 手裏剣戦隊ニンニンジャー 動物戦隊ジュウオウジャー 宇宙戦隊キュウレンジャー 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 騎士竜戦隊リュウソウジャー 魔進戦隊キラメイジャー 仮面ライダーオーズ/OOO メタルヒーロー 百獣戦隊ガオレンジャー 変身全回数:27回 全員変身3回(5人変身2回、6人変身1回) 3人変身1回 個別変身8回 7 ガオレッド 第08話 第09話 第33話 第07話 第02話 第45話 動物28 4 ガオブルー 第08話 第09話 第33話 第07話 6 ガオイエロー 第08話 第09話 第33話 第07話 第44話 第51話 女 3 ガオブラック 第08話 第09話 第33話 5 ガオホワイト 第08話 第09話 第33話 第03話 劇場版3 2 ガオシルバー 第33話 第18話 幻のレンジャーキーによるロボのゴーカイチェンジ ガオキング ゴーバスターライオー ブルーバスター&イエローバスター 劇場版5 ガオケンタウロス ゴーバスターライオー ブルーバスター&イエローバスター 劇場版5 忍風戦隊ハリケンジャー 変身全回数:30回(本人変身も含めて33回) 全員変身2回(5人変身1回、6人変身1回) 5人変身(赤抜き)1回 3人変身1回 2人変身2回 個別変身7回 4 ハリケンレッド 第02話 第24話 第12話 最強2 4 ハリケンブルー 第02話 第24話 第47話 第26話 男 6 ハリケンイエロー 第02話 第24話 第47話 第26話 第44話 劇場版3 女 5 カブトライジャー 第02話 第24話 第47話 劇場版5 第41話 5 クワガライジャー 第02話 第24話 第47話 劇場版5 第41話 女 6 シュリケンジャー 第24話 第47話 劇場版5 第21話 第43話 第51話 ※第43話、第51話では強化形態・シュリケンジャー ファイヤーモードに変身している。 本人変身表 ハリケンレッド 椎名鷹介 第26話 ハリケンブルー 野乃七海 第26話 ハリケンイエロー 尾藤吼太 第26話 爆竜戦隊アバレンジャー 変身全回数:15回(本人変身も含めて16回) 全員変身1回(6人変身1回) 3人変身1回 個別変身6回 2 アバレッド 第29話 第25話 3 アバレブルー 第29話 第25話 第22話 4 アバレイエロー 第29話 第25話 第12話 第51話 2 アバレブラック 第29話 第03話 1 アバレピンク 第29話 3 アバレキラー 第29話 第17話 劇場版3 女 本人変身表 アバレキラー 仲代壬琴 第18話 特捜戦隊デカレンジャー 変身全回数:36回 全員変身3回(5人変身2回、6人変身1回) 4人変身2回 3人変身1回 2人変身1回 個別変身7回 7 デカレッド 第02話 第05話 第35話 第04話 第48話 劇場版0 最強2 4 デカブルー 第02話 第05話 第35話 劇場版2 5 デカイエロー 第02話 第05話 第35話 第04話 劇場版2 7 デカグリーン 第02話 第05話 第35話 第04話 劇場版2 第26話 第51話 6 デカピンク 第02話 第05話 第35話 第04話 劇場版2 第26話 3 デカブレイク 第35話 第26話 劇場版3 2 デカマスター 第41話 第51話 2 デカスワン 第41話 第37話 ※第51話では強化形態・デカグリーン SWATモードに変身している。 魔法戦隊マジレンジャー 変身全回数:34回 全員変身3回(5人変身3回) 2人変身1回 個別変身17回 11 マジレッド 第01話 第03話 第49話 第02話 第48話 劇場版0 劇場版3 劇場版4 劇場版5 動物29 最強3 女 4 マジブルー 第01話 第03話 第49話 第45話 男 4 マジイエロー 第01話 第03話 第49話 第23話 女 4 マジグリーン 第01話 第03話 第49話 第43話 6 マジピンク 第01話 第03話 第49話 第23話 第23話 第51話 2 マジシャイン 第17話 第39話 1 ウルザードファイヤー 第37話 2 マジマザー 第44話 第51話 ※第23話において、アイムはマジピンクにマジイエローとの2人変身1回、個別変身1回で計2度変身している。 ※第51話では強化形態・レジェンドマジピンクに変身している。 幻のレンジャーキーによるロボのゴーカイチェンジ マジキング バスターヘラクレス ビートバスター&スタッグバスター 劇場版5 轟轟戦隊ボウケンジャー 変身全回数:19回 全員変身1回(6人変身1回) 2人変身1回 個別変身11回 5 ボウケンレッド 第21話 第12話 第51話 劇場版0 動物29 2 ボウケンブルー 第21話 第10話 4 ボウケンイエロー 第21話 第10話 第06話 第44話 1 ボウケンブラック 第21話 2 ボウケンピンク 第21話 劇場版3 3 ボウケンシルバー 第21話 第18話 第25話 2 大剣人ズバーン 第37話 第51話 幻のレンジャーキーによるロボのゴーカイチェンジ ダイボウケン ゴーカイオー ゴーカイジャー5人(鎧以外) 劇場版5 獣拳戦隊ゲキレンジャー 変身全回数:31回 全員変身3回(赤青黄+紫白版2回、赤青黄+黒緑版1回) 4人変身2回 個別変身8回 11 ゲキレッド 第07話 第33話 第42話 第04話 第32話 第02話 劇場版0 劇場版4 劇場版5 動物28 動物29 女 4 ゲキブルー 第07話 第33話 第42話 第32話 6 ゲキイエロー 第07話 第33話 第42話 第04話 第32話 第51話 3 ゲキバイオレット 第07話 第33話 第04話 5 ゲキチョッパー 第07話 第33話 第04話 第32話 劇場版3 女 1 黒獅子リオ 第42話 1 メレ 第42話 ※第51話では強化形態・スーパーゲキイエローに変身している。 幻のレンジャーキーによるロボのゴーカイチェンジ ゲキトージャ ゴーバスターエース レッドバスター 劇場版5 炎神戦隊ゴーオンジャー 変身全回数:32回 全員変身3回(5人変身1回、6人変身2回) 4人変身1回 2人変身1回 個別変身10回 5 ゴーオンレッド 劇場版1 第19話 第36話 劇場版0 劇場版5 6 ゴーオンブルー 劇場版1 第19話 第36話 第05話 第45話 第51話 4 ゴーオンイエロー 劇場版1 第19話 第36話 第05話 4 ゴーオングリーン 劇場版1 第19話 第36話 第05話 5 ゴーオンブラック 劇場版1 第19話 第36話 第05話 第03話 女 3 ゴーオンゴールド 第41話 劇場版3 劇場版6 2 ゴーオンシルバー 第41話 第18話 4 ゴーオンウイングス 第19話 第36話 第31話 第51話 男 ※第19話から登場するゴーオンウイングスはゴーオンゴールド、ゴーオンシルバーの合体したオリジナル形態。 侍戦隊シンケンジャー 変身全回数:30回 全員変身3回(5人変身2回、6人変身1回) 2人変身1回 個別変身12回 10 シンケンレッド 第01話 第12話 第18話 第41話 第02話 第02話 第51話 劇場版4 劇場版5 動物29 女 4 シンケンブルー 第01話 第12話 第18話 第45話 3 シンケンイエロー 第01話 第12話 第18話 5 シンケングリーン 第01話 第12話 第18話 第16話 第43話 3 シンケンピンク 第01話 第12話 第18話 2 シンケンゴールド 第18話 第40話 3 シンケンレッド(姫) 第41話 第51話 劇場版3 ※第02話のシンケンレッドは少年による変身。 ※第51話では強化形態・ハイパーシンケンレッドに変身している。 天装戦隊ゴセイジャー 変身全回数:22回(本人変身も含めて28回) 全員変身1回(6人変身1回) 2人変身2回 個別変身12回 6 ゴセイレッド 第22話 劇場版3 第02話 第48話 第51話 動物29 3 ゴセイブルー 第22話 第45話 第51話 3 ゴセイイエロー 第22話 第41話 第44話 1 ゴセイブラック 第22話 4 ゴセイピンク 第22話 第41話 劇場版3 第13話 5 ゴセイナイト 第22話 第18話 第39話 第45話 第51話 ※第51話では強化形態・スーパーゴセイブルーに変身している。 本人変身表 ゴセイレッド アラタ 劇場版1 ゴセイブルー ハイド 劇場版1 ゴセイイエロー モネ 劇場版1 ゴセイブラック アグリ 劇場版1 ゴセイピンク エリ 劇場版1 ゴセイナイト ゴセイナイト 劇場版1 ※劇場版1において、ゴセイジャーの5人は夫々スーパーゴセイジャーにも変身している。 海賊戦隊ゴーカイジャー ゴーカイレッド 全話変身 ゴーカイブルー 全話変身 ゴーカイイエロー 全話変身 劇場版7 第44話 男 ゴーカイグリーン 全話変身 劇場版7 女 ゴーカイピンク 全話変身 ゴーカイシルバー 全話変身(第17話以降) 1 ゴーカイクリスマス 第44話 ※第44話のゴーカイイエローは木下小夜による変身。 ※第44話のゴーカイクリスマスはゴーカイレッド、ゴーカイグリーンの合体したオリジナル形態。 特命戦隊ゴーバスターズ 変身全回数:2回(本人変身も含めて16回) 個別変身2回 1 レッドバスター 動物28 1 イエローバスター 動物28 本人変身表 レッドバスター 桜田ヒロム 劇場版3 劇場版4 劇場版5 劇場版6 ブルーバスター 岩崎リュウジ 劇場版3 劇場版4 劇場版5 劇場版6 イエローバスター 宇佐美ヨーコ 劇場版3 劇場版4 劇場版5 劇場版6 ビートバスター 陣マサト 劇場版5 スタッグバスター ビート・J・スタッグ 劇場版5 獣電戦隊キョウリュウジャー 変身全回数:1回(本人変身も含めて12回) 個別変身1回 1 キョウリュウピンク 動物28 本人変身表 キョウリュウレッド 桐生ダイゴ 劇場版5 劇場版6 キョウリュウブラック イアン・ヨークランド 劇場版5 劇場版6 キョウリュウブルー 有働ノブハル 劇場版5 劇場版6 キョウリュウグリーン 立風館ソウジ 劇場版5 劇場版6 キョウリュウピンク アミィ結月 劇場版5 劇場版6 キョウリュウゴールド 空蝉丸 劇場版6 烈車戦隊トッキュウジャー 変身全回数:1回 個別変身1回 1 トッキュウ4号 動物28 手裏剣戦隊ニンニンジャー 変身全回数:1回 個別変身1回 1 アオニンジャー 動物28 動物戦隊ジュウオウジャー 変身全回数:1回(本人変身も含めて13回) 個別変身1回 1 ジュウオウイーグル 劇場版7 本人変身表 ジュウオウイーグル 風切大和 動物28 動物29 ジュウオウシャーク セラ 動物28 動物29 ジュウオウライオン レオ 動物28 動物29 ジュウオウエレファント タスク 動物28 動物29 ジュウオウタイガー アム 動物28 動物29 ジュウオウザワールド 門藤操 動物28 動物29 宇宙戦隊キュウレンジャー 変身全回数:1回 個別変身1回 1 シシレッド 劇場版7 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 変身全回数:2回 2人変身1回 1 パトレン1号 劇場版7 1 ルパンレッド 劇場版7 女 騎士竜戦隊リュウソウジャー 変身全回数:1回 個別変身1回 1 リュウソウレッド 劇場版7 女 魔進戦隊キラメイジャー 変身全回数:1回 個別変身1回 1 キラメイレッド 劇場版7 女 仮面ライダーオーズ/OOO 変身全回数:6回 全員変身1回(6人変身1回) 1 タジャドルコンボ 劇場版4 1 シャウタコンボ 劇場版4 1 ラトラーターコンボ 劇場版4 1 ガタキリバコンボ 劇場版4 1 プトティラコンボ 劇場版4 1 サゴーゾコンボ 劇場版4 ※仮面ライダーオーズから渡されたコアメダル(オーズに変身するためのアイテム)の変化したレンジャーキーで変身をしている。 メタルヒーロー 変身全回数:6回 全員変身1回(6人変身1回) 1 ドラフトレッダー 劇場版6 1 ブルービート 劇場版6 1 ビーファイターカブト 劇場版6 1 磁雷矢 劇場版6 1 ジャンパーソン 劇場版6 1 ジバン 劇場版6 ※メタルヒーローキーで変身をしている。
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/608.html
【ヒーロー名】 ゴーオンウイングス 【読み方】 ごーおんういんぐす 【変身者】 伊狩鎧 【変身アイテム】 ゴーカイセルラー 【声/俳優】 池田純矢 【スーツアクター】 佐藤太輔 【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャー 【登場話】 第19話「15戦士の鎧」 【詳細】 伊狩鎧がゴーオンゴールドとゴーオンシルバーのレンジャーキーを融合したゴーオンウイングスキーで変身する特殊な形態。 右半身がゴーオンゴールド、左半身がゴーオンシルバーとなり、ゴーグルの形状はゴールドの☓字状と幅広い形状が合わさったような形になっている。 武器として「ロケットダガー」の二刀流で戦う。 メンバー全員がゴーオンジャーに豪快チェンジする時、ゴーカイシルバーはこの姿にチェンジする。 ただし、状況に応じて、どちらか一方の戦士単体にチェンジすることも当然可能。 また、この鎧のレンジャーキーを合体させる能力は後にゴールドモードやゴーカイクリスマスのキーを編み出すと言った形で応用される。 必殺技は名称不明。 【余談】 雑誌などでは「ゴーオンゴールドシルバー」と表記される。
https://w.atwiki.jp/gokaiger/
始めに このページは、スーパー戦隊シリーズ第35作『海賊戦隊ゴーカイジャー』に登場した小ネタを纏めるページです。同作に登場した過去のスーパー戦隊や関連する小ネタについての解説や、その他の細かな情報などを扱っています。 過去のスーパー戦隊に関するネタバレを大量に含みますので、閲覧の際はその点をご了承ください。 作品概要 キャスト 海賊戦隊ゴーカイジャーキャプテン・マーベラス/ゴーカイレッド(声):小澤 亮太 ジョー・ギブケン/ゴーカイブルー(声):山田 裕貴 ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー(声):市道 真央 ドン・ドッゴイヤー(ハカセ)/ゴーカイグリーン(声):清水 一希 アイム・ド・ファミーユ/ゴーカイピンク(声):小池 唯 伊狩 鎧/ゴーカイシルバー(声):池田 純矢 ナビィの声:田村 ゆかり 宇宙帝国ザンギャック皇帝アクドス・ギル(声):小川 真司 司令官ワルズ・ギル(声):野島 裕史 参謀長ダマラス(声):石井 康嗣 親衛隊員ダイランドー(声):江原 正士 開発技官インサーン(声):井上 喜久子 特務士官バリゾーグ(声)/シド・バミック:進藤 学 バスコ・タ・ジョロキア/バスコ怪人体(声):細貝 圭 アカレッド(声):古谷 徹 ナレーション:関 智一 スーツアクター福沢 博文・押川 善文・蜂須賀 祐一・竹内 康博・野川 瑞穂・佐藤 太輔・清家 利一・日下 秀昭・大林 勝・岡元 次郎・浅井 宏輔 他 スタッフ 原作八手 三郎・石ノ森 章太郎 プロデュース佐々木 基(テレビ朝日) 宇都宮 孝明・大森 敬仁(東映) 矢田 晃一・深田 明宏(東映エージェンシー) 監督中澤 祥次郎 他 脚本荒川 稔久 他 音楽山下 康介 アクション監督石垣 広文(ジャパンアクションエンタープライズ) 特撮監督佛田 洋(特撮研究所) キャラクターデザイン韮沢 靖・篠原 保 OP 『海賊戦隊ゴーカイジャー』歌:松原 剛志(Project.R) コーラス:ヤング・フレッシュ、Project.R 作詞:岩里 祐穂 作曲:持田 裕輔 編曲:Project.R(籠島 裕昌) ED 『スーパー戦隊 ヒーローゲッター』歌:Project.R 作詞:藤林 聖子/荒川 稔久 作曲・編曲:大石 憲一郎(Project.R)
https://w.atwiki.jp/hakikewomoyo-sujyaku/pages/307.html
▽メニュー一覧 オリジナル戦隊 界力戦隊キューカイジャー 2023年のスーパー戦隊は、パワーオーブと戦隊!?宇宙盗賊団ドリィーズを迎え撃て!!! キューカイレッド【海賊戦隊ゴーカイジャー】 キューカイブラック【恐竜戦隊ジュウレンジャー】 キューカイブルー(女)【未来戦隊タイムレンジャー】 キューカイピンク【激走戦隊カーレンジャー】 キューカイグリーン(女)【手裏剣戦隊ニンニンジャー】 キューカイゴールド【機界戦隊ゼンカイジャー】 【敵組織】 組織名 宇宙盗賊団ドリィーズ 首領 ドリィー・アーゲール 幹部 ウバウネ ブンダクル クスネリア ネダリ 戦闘員 バンピー 怪人 パワードノイド